「愛華!今日は誰の後ろに乗る!?」 「今日こそは僕の後ろだよねっ!」 昨日は、倉庫に行く時と帰る時に千景の後ろに乗ったから。 私は翔を指差した。 「やったぁ!じゃ、行こっか!あーちゃんおいでっ!」 翔に手招きされ、私は翔の側によると、私と同じくらいの身長の翔に抱っこされ、バイクに座らされた。 「じゃ、行くぞー」 蓮司の無気力なの声似合わせ、私たちは出発した。