【完】喋れない可憐な華~番外編追加~



「…っ!!」

僕の頬に悠之介の手が触れた。

「旬…泣いてる…。
泣くな。俺が守る…。
なにも…怖くない…よ」

そして悠之介は再び目を閉じ寝てしまった。
昔からそうだ。僕が泣くと怖くないって隣で慰めてくれた。

嬉しいはずなのに胸が苦しいんだ。

「もう…っ…嫌だ…よっ…

悠之介を好きで…いることが…辛い」

「旬…」

アイは他人の為に泣いてくれるんだね。
優しいんだね…。