【完】喋れない可憐な華~番外編追加~


「貴方…。
演技力には驚いた。

よかった貴方と共演になって」

女優さんはニコニコ笑いながら私の手を握った。

「はい。
ありがとうございます」

「あの子ワガママばかり言ってね…困ってたのよ。」

ワガママか、真由ならありえるな…。

とりあえず今は蓮司達のところに行かないと…。


「すいません。ちょっと行ってきます…。」

そう言い私は教室を出た。