「ねぇみんな。
私本当にみんなのこと信じてもいいかな?」

私は少し不安になりみんなに問いかけた。

私を利用している人なんているはずもない。
分かってるんだ。

「もちろんだろ!」

郁人に続きみんなが頷く。
信じよう。

みんなのことを

ちゃんと、

信じる。

だってみんなは私のことを救ってくれたから…

「ありがとうっ…」

私は笑顔で答えた。