霧雨「またお酒飲んでたのか?」

七鈴「唯一の娯楽です。霧雨様も飲みます?これはこの国で一番強いやつですから、他のやつ出しますよ?」

霧雨「じゃあそれを頼もうかな。こんなときでもない限り、お前とゆっくり話せないし」

七鈴「そうですねーある意味雨守より、多忙なんじゃないですかねー」

霧雨「ははっ。違いないな。今日は何の魚を食べてるんだ?昨日は白身魚のレモン塩の串焼きだっけ?」

七鈴「今日はお供え物の、黄昏魚の姿焼きですね。一番いい梅から作った梅酒だそうですー」

霧雨「ふふ、いいね。梅酒は僕の一番好きなお酒だからね。ん、天も飲みたいのか?」

七鈴「天も飲みますか?」

天藍「はい!」

七鈴「天は霧雨が飲んでるやつをもらうといいですよ」

天藍「霧雨さまいいですか?」

霧雨「天の飲みたい分だけ飲んでいいから」

七鈴(僕の唯一のーー)

おはぎ『しちーウレシそうだネ?』

七鈴「……うるさいよ」

おはぎ『ボク魚だからわかんないネー』

七鈴「……お前、そのうち焼くぞ」

おはぎ『キャー』