「……」





「あれ?ごめん、こういうデザイン好きじゃなかった感じ?」




「…ちがう」



ちがうよ、嬉しすぎて…。



言葉にならないの。



「…これ、反則だよぉ」



大粒の涙を流し始めた私。



まさか、こんなことしてくれるなんて…。



「俺からのクリスマスプレゼント」




「ありがとぉ~…っ」



私をそっと抱きしめて雄大が耳元で囁いた。



「俺と…結婚してください」