ずっと一緒にいたいのに

小学校高学年になった頃。

この時期は男女がお互いを意識し始める最初の時だ。

周りの友達は、誰が好き、とか誰に告白した、とかそんな話題で盛り上がっていた。


もちろん私もそういう話を、自分から話すことはないが、友達のはよく聞いていた。

そんな時、必ず話題にでる男の子がいた。


-------そう、裕也だ。


前は同じくらいだった身長も、気づけば10センチも離されていた。

小学生の高学年と言っても、まだ身長の伸びている男の子は少なかったので、裕也はひときわ目立っていた。


スポーツも万能で、女子にも優しい。
さらに、子供ながらに、なんて顔の造りが整っているんだろう、と感じていた。


この頃からもうすでに、私とは違っていたのだ。