貴重なお時間を割いて最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました。
今回、サイト様の方で「ワケあり恋愛」をテーマにしたコンクールが行われると知り、『セカンドパートナー』を書き始めました。
セカンドパートナーについては少し前から何となく頭の中で形になっていたのもあり、この機会に思い切って書きたいと思いました。こうして完結できてとても嬉しいです。
友情。恋愛。忘れられない人。
詩織と奏詩は長い間お互いを想い続け、結ばれない関係から身を引こうと何度も考えました。何年経ってもお互いの思い出が生きる支えとなり、心の糧となり、別々の道を歩くことになっても一生大切な人であることに変わりはない。
そういう相手に出会えるのは奇跡かもしれません。出会えていたとしても、その場では気付けず後になって知ることもあるかもしれません。
つながったり離れたり、離れたりつながったり。人の縁は不思議です。
表面的には気持ちを偽れても心の奥深くは正直で、自分の心が何を求めているのかに気付くと自分の人生に必要な人が自然と引き寄せられるのかもしれません。
この作品が、読んで下さった方の心に少しでも明るい何かを残すものとなりますように。
最後まで読んで下さり本当にありがとうございました。これから見直しや修正をし、本当の完結とさせていただきます。
全ての読者様に感謝をこめて。
2016.02.09（火）
星崎 蒼唯
