花咲くは必然の宴


授業を終えるチャイムが学校中に神の声のように鳴り響いた


「うっしゃぁぁああ!終わったぜぇ!!」


一番に声を張り上げたのはクラスで目立つグループにいる佐倉成弥(さくらなるみ)



「はぁ……」



新学期に入りクラス替えがあって、岬は1人、友達と離れたクラスになってしまった。

この学校の全校生徒は約2000人

高校では珍しいほど人数の多いこの学校は全国トップクラスの頭を持つ秀才たちの集まるところである


「岬!メシ食おーぜ!」

新しいクラスになり岬に最初に話しかけたのはなぜか、佐倉だった

「なんの、嫌味よ」

目立つのが嫌いな岬はこの男が大の苦手だった


「イヤミなんかじゃねーって!な?たまには一緒にくおーよ!」

「ごめん、友達と先約」


岬は冷たくあしらい、廊下にいた3人の少女達の元へと向かう


「くっそー!また振られたぜっ!」


そういって佐倉は近くにいた友達を羽交い締めにした。


それを一瞥して岬は友達と共に空き教室へと向かった