「う~ん。
おかゆは、俺の特製おかゆの方がよく効くから俺に任せよ!雪乃ちゃん」
ニコッと笑いながら言う輝君。
「えーそう?」
少し不満そうにする雪乃。
するとボソッと
「アレを食わしたら…余計酷くなっちゃうよ…」
そう呟く輝君。
「えっ?今、何か言った?」
「ううん。何も言って無いよ。」
ニコッと笑って誤魔化していた。
私は、何となく分かった!
雪乃の料理って…変わったのばかり入れる創作料理だから
あれを病人に食べさせる訳には、いかないものね。
下手したら余計酷くなる。
まぁ料理は…人の事は、言えないけどさ
輝君は、悠斗のために特製おかゆを作った。
「よし、一丁上がり。
麻衣ちゃん。これを悠斗に持って行ってあげて!」
何故か私に頼んできた。
「えっ?私が持って行かないといけないのよ?」
「俺、これから忙しいもん。
ついでに冷えピタもよろしくね」
にっこりと笑って渡される。
はぁっ!?
だから何で私なのよ?



