「だってまさか、
輝君のだとは、思わなかったんだもん」
そんなの分かる訳ないじゃん。
「分からなくても騒がずに直接本人に聞けばいいだろーが！？
馬鹿な上にそそっかしいな。お前」
「な、なんですって！？」
「まぁまぁ2人共落ち着いて。
でも、びっくりしたよ～輝君が女装趣味があったなんて
今度見てみたいなぁ～」
マイペースに言う雪乃。
「いいよ～いつでも、見せてあげる」
笑顔で答える輝君だった。
すると悠斗は、
「やめておけ…気持ち悪くなるから」
そう言い放つ。
「あ～ひど～い。
こんなに可愛い俺にたいして～」と言うと
「どこが…可愛いんだよ！！」
つかさずツッコミを入れる悠斗。
その風景を見て呆れながらも笑う私達だった。
まったく、人騒がせな１日だったわ。
