「ねぇーねぇー麻衣ちゃん。
悠斗君の彼女さんのこと気にならない?」
突然言ってくる雪乃。

「…確かにあんな奴の彼女がどんな人か気になる…」

「でしょーう!?
私も凄く気になる。
ねぇ~だから一緒に調べてみない?」

「えっ!?調べるの…?」

「うん。このままだと全然分からないし
いっそう調査してハッキリさせてみない…?」
そう言う雪乃。

確かに…このままだと分からないままだ。

「う…うん。調べてみようかなぁ…?」
雪乃の言葉に圧倒されるが気になるのは、真実だ。

「そうしょうよ。
早速、調査開始~!!」
はしゃぎだす雪乃。

「…うん」

あいつの彼女…どんな人だろう…?

まずは、こっそりと悠斗の部屋を調べた。
そう言えば…悠斗の部屋ってちゃんと入った事が無かった。
掃除当番の時、掃除しようとしたら怒られたからさ