「ごめんね。これは、俺の意見だから…」
寂しそうに答える輝君。
そんなの寂しいよ…。
「…仕方が無いだろ。
こいつの意見も尊重してやれよ」
悠斗がそう言ってくる。
冷たい…。
「…そうだよね。
輝君の意見も尊重してあげないとダメだよね…」
「…雪乃…!?」
雪乃まで悠斗の意見を尊重してきた。
「雪乃ちゃん…ありがとう。
麻衣ちゃんも…ごめんね」
悲しそうに笑う輝君。
「…そうだね。輝君の意見も大事だよね」
そんな表情をされたら否定できない。
「うん…ありがとう。」
寂しいけど、仕方が無いよね…。
そして
引っ越しに向けて輝君は、荷造りをする。
「輝く~ん。
荷造りの準備は、全部出来た~?」
私が聞くと
「う~ん。もう少しかなぁ~?
後は、これを詰めたら…よし」
最後の荷造りを終わらした。



