えっ?どう言う事…?

「…チッ、やっぱりヘリコプター使ったから足が着いたか…」
舌打ちをする輝君。

今、よく聞こえ無かったけど…何って言ったの?

「…ごめん。先に行ってて!
俺…後で行くから」
ニコッと笑顔で言う輝君。

「あぁ…分かった。
ほら、先に行くぞ」
悠斗は、私達を急かしてくる。

よく分からないけど…聞かれたく無い話をしたいらしい。
あのおじいさんと…どう言う関係なんだろうか!?

先に行くのだが気になり悠斗に尋ねてみた。
アイツに聞くのは、かなり抵抗があったけど

「ねぇー悠斗ー!!
あのお爺さんと輝君ってどう言う関係なの?」

「あぁ?知らねぇーよ。
あんまりそう言うのに首を突っ込むんじゃねぇーぞ!」
眉を寄せながら言う悠斗。

ムッ
「だって気になるじゃん。
何か、深刻そうな顔ったしさ…」

「…それがお節介なんだよ!!
お前には、関係無い事だし」

なっ!?何ですって!!