「どう言う事よ!?それ。
皆…こうなるって知ってたって事?
私だけ何も知らなかったわけ!?」

私だけが、あんなに泣いて
切ない気持ちになっていたってわけ!?

ムカつく。

「えっ…まぁ…」

「麻衣ちゃんを驚かそうと思ってたから
ずっと内緒にしてたんだ…ごめんね」
必死に謝る雪乃。

「バレるかと思っていたけど意外と
バレないもんだな。
まぁ相手は、お前だしな……」
ハァッ……と溜め息を吐く悠斗。

バレるバレないって言う問題じゃないでしょう!?
しかも、同じ町内って…

「も~何よーそれ!?同じ町内って…
お別れパーティーした意味が無いじゃん。
しかも私だけ知らされて無くて
あんなに落ち込んだのに~」

「ご…ごめんなさい」

「も~私の涙を返せー!!」
怒ると3人を追い掛け回す。

「キャ~ごめんなさーい」

「麻衣ちゃん勘弁して~」
慌てて逃げる輝君と雪乃。

アハハッと笑ってる悠斗。
結局いつまでも、賑やかな4人組でした。


END。