「しょうが無いじゃん。
だったら悠斗は、雪乃を…女の子1人で野宿しろって言うの!?」
ムッとして反論をする。

さすがにそれは、酷くない!?

「そんな事を言ってる訳じゃない。
ただ俺達にも相談しろって言いたいんだ!!」

「なら、いいじゃん。
宝条君は、どう思う?賛成してくれる?」

「俺は、別にいいよ~大歓迎。
雪乃ちゃんって何処かで、見た事があるような気がするんだよねぇ…何処だったかなぁ~?」
雪乃に見覚えがあるのか考え込む宝条君。

「あ、だったら多分雑誌だと思います。
これでもモデルなんですよ~売り出し中なんですが」
笑顔で答える雪乃。

「あ~やっぱり。そうなんだ!?
そうじゃないかと思ったんだよねぇ~雪乃ちゃんめっちゃ可愛いもん」
なるほどと納得する宝条君。

「やだ~ありがとうございます。
これから、よろしくお願いしますね♡」

「うん、喜んで。俺、宝条 輝ね!
輝君って呼んでね。麻衣ちゃんも」
2人で何だか盛り上がりだす。

あれ?2人…なかなかお似合いかも

「おい、そこ!!
勝手に話を進めるな」
怒りだす悠斗。