「ちょっとお母さん!?もー」
相変わらずそそっかしいんだから

そんなの勝手に言われても困るし。

すると
「麻衣ちゃんどうしたんだ?」
輝君が入ってきた。

「あっ輝君!!
どうしょ~う。お母さん達が5月に帰って来るんだって」

「えぇ~!?
なら、俺達出て行かないとダメじゃん!?」

「…うん。」
お母さん達が戻ると言う事は、私達の同居生活も
無くなると言う事になる。

そんな……

「…それは、困ったねぇ…」
輝君が溜め息混じりで言っていたら雪乃と
悠斗が起きてくる。

「ふぁ~朝からうるせぇ~な。何だよ?」
悠斗は、あくびをしながら言ってきた。

「ふわぁ~おはよ~う」

「あっ…おはよう。悠斗に雪乃…」
私は、2人に挨拶をする。