あ、もしかしなくても照れてる……!?

「…う、うん。」
自分まで照れてしまう。

嬉しい…。

凄く嬉しい。

「ほら、早く行くぞ。
輝達がパーティーの用意をして待ってるから」
そっぽを向いたまま言ってくる。

「も~勝手なんだから。
何も言ってくれないと分からないじゃん」

「うるせぇーよ!絶対何も言わねぇーし」

「え~ケチ~」
やっと笑顔になる私。

「ほら、行くぞ!」
そう言い私に手を差し伸べてくる悠斗。

「…うん」
2人は、雪乃達が待つ家に帰った。

家では、雪乃と輝君が料理を作って待っててくれた。