「失礼ねぇ~そんな事無いわよ!
たまたまそうなったりしたけどこれは、大丈夫だもん」

「そうだよ~絶対楽しくなると思うよ」
雪乃もそう言ってくれる。

「そうそう。悠斗もやろうぜ~パーティー」
ノリノリの輝君。

「はぁっ~言い出したら聞かないからな…お前らは」
溜め息をしながらもやってくれる事に。

楽しみだなぁ~
そう思いっていた。しかし
また騒ぎになるなんて思っても見なかった。

「あっそろそろ仕事に行かないと~」
慌てて支度を始める雪乃。

「あー私もだ。急がないと」
麻衣も慌て出す。

「俺らは、午後からなんだ。いってらっしゃい」
笑顔で手を振る輝君。

「え~いいなぁ~」
雪乃が羨ましがっていたので

「ほら、雪乃行くよ!
行ってきます」
そう言い慌てて家を出た。

外に出ると駅までの道を歩いた。
歩いている途中、雪乃が
「ねぇ~麻衣ちゃん。
クリスマスには、ケーキや料理をいっぱい作ろうね」
そう言ってくる。