「雪乃可愛い~」
CMが終わると私は、興奮しながら言ったら。

「すげぇ~雪乃ちゃん。
めちゃくちゃ可愛いかったよ」
輝君も興奮気味だ。

「皆ありがとう。
合格出来たのも皆が居てくれたからだよ」
嬉しそうに言う雪乃。

「何、言ってんの。雪乃が頑張ったからだよ!」

「うん。雪乃ちゃんが実力で勝ち取ったんだよ。
凄いよ!さすが俺の雪乃ちゃん」

「これから、大変になるかもよ?」
私が嬉しそうに言う。

「そうそう。うわぁ~雪乃ちゃんがさらに人気者になって
いろんな男が言い寄ってきたらどうしょ~う!?
俺…ピンチだよ」
心配そうに言う輝君。

「そうだな。
そうなれば輝…お前ピンチだな」
すぐさまツッコミを入れる悠斗。

「うわぁ~悠斗。アッサリ認めるなよ~」
焦りまくる輝君。

そのやり取りを聞きながら
アハハッと笑い合う私と雪乃。

チラッと悠斗は、幸信おじさんを見てみると
1人いつまでもニヤニヤとCMを観ていた。

「………。」
何か言いたそうな悠斗だった。