「よ…よく、分からないけど…嬉しい」
デレデレになる輝君。
そして
とうとう第2次審査オーディションの日になった。
…が、その日に限りまた大変な事が起きる。
「どうしょ~う!!遅刻だよ~」
大慌てする雪乃。
「も~何で、ちゃんと時間を確認しておかなかったのよ!?」
「えーん。だって10時半だと思ったんだもん」
泣きながら言う。
よりにもよって
10時からのオーディションを10時半だと勘違いした。
もう電車もあるからギリギリじゃない!?
「と、とにかく俺、家に電話して
何か速い車を出してもらうよ!」
慌てて電話をする輝君。
「とにかく落ち着けよ。忘れ物とか無いか?」
悠斗が尋ねる。
「う、うん。
必要な物は、持ったし大丈夫だと思う!」
「あ、じぃやに言ったらさっそく
1番速い車を出してくれるってさ!!」
輝君が、教えてくれた。
「本当~!?」



