悠斗……そんなバッサリと
「え~ひど~い!!
輝拗ねちゃうぞ。プンプン」
可愛く拗ねてみる輝君。
「…やめろ!!気持ち悪い…」
嫌そうにツッコミを入れる悠斗。
アハハッと笑ってしまう。
私と雪乃。
「でも…やっぱりこれもイマイチなんだよね。
もっといいのを考えないと…」
余計悩む雪乃。
もっと化粧品に相応しいような
インパクトがあって素敵な感じにしたい。
その事は、喫茶店のマスターの幸信おじさんにも伝わっていた。
「雪乃ちゃんが化粧品のCMのオーディションに
合格したって本当か!?」
「まだ、第1次審査が受かっただけですよ…
第2次審査があるし、どうなるか分かりません」
そう言う悠斗。
「それだけでも凄いじゃないか。
雪乃ちゃんなら間違いなく受かる」
自信満々に言うマスター。
「…何で、そう思えるんですか…?」
「馬鹿言え。
あんな可愛い子を使わない訳がないだろ!?
あ~もし人気が出てテレビとか
バンバン出たらどうしょ~う?
ココのお店もポスターとか貼ったり宣伝してさ
『あの雪乃ちゃんのお気に入りのお店』とか言っちゃったりさ」
嬉しそうに語り出す幸信おじさん。
悠斗は、呆れながら
「…そんなの誰が宣伝するんですか…?」
そう尋ねてきた。



