「でしょ~う!?
私も好きだからダメもとで、受けてみたんだけど~まさか、第1位審査に受かるなんて夢のよう」
嬉しそうに言う雪乃。
「すげぇ~さすが俺の雪乃ちゃん。
で、ねぇねぇー第2審査ってどんな事やるの?」
「えっとねぇ~自己アピールと言うか演技審査だって
個人個人で、どんなCMにしたいかとか言うみたい。
何か緊張するよねぇ~私こう言うの苦手だから」
不安そうに言ってくる。
「雪乃だったら大丈夫だって」
「そうだよ~頑張ってよ!
雪乃ちゃん」
「ありがと~う。麻衣ちゃんに輝君」
「ほら、悠斗も何か言ってあげなよ?」
私は、悠斗に応援するように言う。
「まぁ…審査なんてどうなるか分からないけど
やれるだけ頑張れよ」
「も~また、そう言った言い方をする~」
相変わらず素直じゃないわよね。まったく
「でも、応援してくれてるから嬉しい。
ありがとう。悠斗君。」
雪乃は、素直に喜んだ。
雪乃は、いい子よね。