「…悠斗……」
「とにかく。俺は、戻る気なんてないから
このまま1人暮らしを続ける。だから、帰れよ!!
もう二度と俺の前に現れるんじゃねぇ!!」
そう言って怒鳴った。
「わ、分かった。すまない…こんな所まで来てしまって…。
皆さんもすみませんでした。失礼します」
そう言い帰ってしまった。
とても寂しそうな表情をしながら
私達は、その光景を黙ったまま見ていた。
「…いいの?
せっかくお父さん会いに来てくれたのに帰ちゃったよ?」
雪乃は、心配そうに言う。
「悠斗…そうだよ!
もう再婚しないって言ってくれたんだし…」
私も言ったら
ドンッ!!
壁を思いっきり叩きながら悠斗は、
「うるせぇ!!
お前らには、関係無いだろ。黙ってろ」
そう言い怒鳴りながら部屋に戻って行こうとする。
「ちょっ、ちょっと…悠斗!?」
慌てて引き止めたが聞かないで行ってしまった。
「な、何よ!?
せっかく引き止めたのに…あんな言い方してさ」
今の態度で怒ってると雪乃が
「ねぇ~あの人だよ?
家の近くで、ウロウロしてた怪しい人…」
そう言い出した。



