俺はしばらく突っ立ったままだった。


するとポケットでスマホが震えた。
画面を見ると‘佑真’の文字。

斗「もしもし。」

佑「兄ちゃん!!
  お願いだ!!」

斗「な、なんだよ・・・。」

佑「手伝ってほしいんだ!!」

斗「は!?」

佑「家の前にいる!出てきて!!」

家を出ると

佑「行くよ!!」

どこに何しに行くかもわからないまま
俺は連れて行かれた。