佑真が怪我をしたと聞いて俺は急いで
みんなのいるところへ行った。


彰「みんな!無事か?」

竜「お、お帰りー。」

佑「無事だよ~。」

彰「そうか・・・。」

ふと部屋全体を見る。
どこにも愛美はいないようだ。

彰「愛美は?」

斗「あー・・・
  ずっと部屋。」

彰「今まで出てきた感じはないのか?」

斗「まだないよ。」

彰「・・そう・か・・・。」

愛美のいる部屋の前で俺は立ち止まる。

航「そっとしといたほうがいいんじゃない?」

彰「・・・・そうだな・・・。」

なんでかわかんないけど・・・・
すごく、嫌な予感がする・・・・・・・・。


俺はそっとドアを開けた。
ちらっと中をのぞく。

彰「・・・愛美?」

返事がない。
いつものことだけど、
だけどなぜか今日だけはすごく胸騒ぎがした。

今度はドアを思いっきり開ける。


  バン!!


中を見ると・・・・
声がでなかった・・・・・・。





玲「おい、もっと静かに開けろ────
  って、どうした?固まって・・・。」

玲雄が俺の隣に来て部屋の中を見る。

玲「な!!!!
  どこ行ったんだよ!?」

佑「どうしたの?」

玲「愛美が・・・
  愛美がいねぇ!!!!」

<!!!!!>