斗「?知り合い?」

愛『・・・・。』

斗「・・・・。」


  ギュ


!!

斗「大丈夫。」

何かを察したのか小声で私に
聞こえるよう言う。
そして、大きな手で私の手を握る。

いつもなら安心するぬくもり、
でも
今は・・・・怖くてたまらない・・・!

いつかこのぬくもりも消えてしまうのか
と思えば思うほど
怖くて仕方ない。


???「・・・君は誰?」

斗「人に聞く前に自分から言うもんじゃ
  ないんですか?」

???「・・・そうだね。」