「なっ何でもねぇけど…。」 相変わらず彼女は、何かを必死に隠そうとしている。 俺が顔を覗き込むと…何故か耳が赤く、もっと顔をうずくめた。 ……? 俺は鈍感だから、何も気付かなかった。 「お〜い!!大丈夫なのか〜?保健室行くか?」 俺はそう言いながら彼女の肩に手を置くと、俺の手を勢いよく振り払った。 それと同時に彼女は教室を出て行った。 「…?何なんだよ…人が心配してんのに。」 俺は心配だったが、追いかけようという意志は全くなかった。