だから私は、もう一度問い掛けると、重い口をゆっくり開いて未来がすべてを話してくれた。 私は凄く嬉しかった。 だって未来が私に悩みを話してくれたから。 単純だけど、純粋に嬉しい事。 でも聞き終わった後、未来に起きた事に対しての返事が見つからなかった。 だから私は未来の傍に居てあげる事しか出来なかった。 でも次の日から未来は笑顔だった。 私には未来が無理して笑っている事がわかったから、凄く胸が苦しかった。