学校のプリント類を届けに、誰か来たな。 翼の学校の先生か、友達か。 おおよその検討をつけながら、俺はドアを開けた。 そして、俺の予想は外れることになる。 「あのー..... どちら様ですか... ? 」 動物園から来たのかと聞きたくなるほどの、ゴリラ顔の男が、そこには立っていた。 こんなにいかつい人が、学校関係者な訳がない。 ましてや、同級生とも思えない。 俺はセールスかと思って、疑わしい目を男に向けた。