あなたが、このマンションの扉を開く日は もう やってこない。 夜ごと、私の瞳を独り占めにした貴方は明日私の同僚と結婚式を挙げる。 きっと、同僚は、今頃は明日の結婚式に浮かれて幸せ過ぎて眠れない夜を過ごしているんだわ。 私は、愛してるあの人を思いながら涙を流すだけ。 明日、招待された同僚の結婚式は私の墓場となる。 だけど、私一人が犠牲になんかならない。 だって、貴方に恋したのも、抱かれたのも、妊娠したのも同僚より私が先なのよ。 なのに、貴方は、裕福な家柄の同僚を選んだ。