―――.... 「なぁっ?」 「んあ?」 はっと我に返ると、家じゃないことに気づく。 「あれ...」 「あれちゃうわ! 今日はなつみの車乗せたるって言うたら...。 いきなり寝るんやもん!」 隣にいるなつみ。 そして、何でか海にいる俺。 「海に来たのか...」 「前から行こう言うてたやん!」 頬を膨らませたなつみに、俺は苦笑した。