俺はふと時計を見ると、病院に行く時間だった。 必死に謝っているかすみに、苦しい思いを隠しながら、俺はその場から去った。 学校を出ると、母さんの車を見つけ、乗り込む。 「最期にお別れ、出来たの?」 「あー...」 母さんの顔。 すっげぇ青ざめてる。 俺、ぜんっぜん苦しくないんだけどなぁ…。 病院に着くと、医師が慌てふためいていた。 それから俺を見るなり、いきなり深くお辞儀をしてきた。 「は、え?何?」 俺と母さんが驚いていると、医師から告げられたウソ。