しゅうは盛大に笑った後、頬杖をついた。
「いーぜ。
俺がおごってやっから」
「それはダメ。
そうだなぁ、割り勘とか」
「かすみは一度言い出したからキリ、ねぇから」
呆れ顔になったしゅうに、あたしは頬を緩ませる。
そんな時斜め前に座っていた唯がこっちを見ていた。
口をぱくぱくと動かしている。
「...イチャつきすぎ?」
あたしはむっとすると、唯は先生のほうに視線を送る。
あたしもつられて見ると、明らかに怒っている眼差しだ。
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