俺が自分の家に着いた頃は、もう4時を過ぎていた。
息を切らしながら、家のチャイムを鳴らしまくる。
すると、目の前に現れたのは、外国にいたはずの幼馴染。
「あ!
帰ってきた!
その様子だと、私のためじゃなさそうだわ」
「...まい。
かすみがいるんでしょ?」
意地悪そうな笑みを浮かべたまいは、
「さぁ?
いないって言っても、入るんでしょ?」
そういって、門を開けた。
「何であんな娘と結婚しようなんて、馬鹿なこと思っていたの?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…