やっぱり悠人だった。でも、あまりのかっこよさに声が出ない。白いタキシード姿にメガネ、いつもは片側はオールバックだか、今日はストレートにしている。


「おいおい、そんなに見るなよ〜。」

「だ、だって、カッコ良すぎるんだもん!」


「そう言う桜も今日が1番綺麗だ。なんて言ったって、俺のためのウエディングドレスだからな。」


それからは2人でたわいない話をした。


コンコン

「はーい。」

「誰だ?」

「やっほ〜悠人ー!」

チャラい系の悠人に劣らないイケメンが入ってきたことに私はビックリ。この人は誰だろう?

「アタル…。」

「なんだよ〜その反応〜!俺の助言のおかげで上手くいったんだろ〜?あ、初めまして、桜ちゃん!悠人の親友の榊原アタルです♪うん〜やっぱり、美人!悠人が夢中になるだけあるわ〜!」


ん?榊原アタル…、、どこがて聞いたことがあるような…?

「あ、俺のこと知ってる?桜ちゃんと同じ会社なんだよ〜!!」

「あー!思い出しました!よくミカが貴公子〜!って噂していた!」

「そうそう!それ僕なんだ〜♪」