「痛ってえ!」 ゴウダがとび起き、手のひらをみせて振りかぶる。 またぶたれる! 防御しろ! 本脳が、瞬時に命令をはっした。 けれど、 気持ちがついていかなかった。 なぜか、 体から生気がもれだして、 どこか、 なつかしい気だるさに、ひたされていく。 とてつもないバラ色が、とどろき寄せる。 「おい! きいてんのか?」 ゴウダに大声をだされて、うつろを引きずり目覚めた。