四時間後。 あたしは、アルミの灰皿にタバコをおしつけて、ソファを立った。 「帰る」 「姉さん、まだいいじゃないすか」 「座んなよ。ついでに穴に入れさせて」 「やだ」 帰りのあいさつもすんで、店を出た。 できるだけぐずぐず、歩をすすめたが、だれひとり、バイクをとばして誘いにこなかった。 ふざけやがって!