それをせんどと、どとうの失望が巻きおこった。 「ゴウダ、このタラシやろう!」 「ヨシダ・リタはお高くとまってるはずだろ!」 「だれだ、ガセふきこみやがって! おれの金かえせ!」 あたしは状況がつかめず、とまどうばかりだった。 どうも、あたしとゴウダが非難を受けているらしいのは、わかる。 でも、身の危険まではかんじられない。 そこへ、手がかり登場。 「おい、みんな落ち着け」 ピアスづくしの男が、手をひろげながら、ゆうぜんと進みでた。