入学式は一ヶ月前に終了ずみ。 それと、 所在地はド田舎、海辺の町。 見ればわかる。 タクシーの窓外は、田、畑、田。 あとは、道のさきに、目の高さまでせりあがった五月の海。 ケータイの電波さえ届かない。 あああ最悪。 と、 葉月学園、到着。 いたってふつう。 まあ、ふつうであれ何であれ、反抗するのにかわりはない。 なぜなら、あたしには使命がある。