その夕方、となり町の交差点のきわで、あたしは一時間、木枯らしにふかれた。 ビルのはざ間にのぞく、マックのMを見つめる。 迷って、やっぱり、 チョイス。 Mに背をむけた。 その晩、いく度となく、寮へ無言電話がかかってきた。 おそらく、コスゲのしわざ。 新規契約したケータイをたずさえて、ヤる気まんまんで、マックで待っていたろうから。 あくる日。 ナカガワに、付き合おう、と正式に告白された。