そう。 ほんと、もったいない。 あたしは、胸でみとめた。 みとめたうえで、あの、やさしい手によりそいたいと願った。 あたしにはもったない。 かもしれない、けど。 「けど、あたし、ナカガワくんと」 「タケ、地元に彼女ができたんだ」 ナカヅが、わずらわしそうに言葉をかぶせた。 「おまえの出る幕、もうないから」