こづかれるまま台車をおし、怒鳴られながら軽トラックに荷をつみこむ。 別のトラックがやってきて、こんどは荷下ろしにかりだされた。 さらにもう一台こなして、ようやく事務所にもどされる。 「やめます」 と口にするまえに、あたたかい缶入りしるこがとんできた。 遅刻厳禁。 男性は無表情にいましめて、できるなら、すぐにでも働いてほしいといった。 その日から、働きはじめた。