けれど、真実を知ったところで、いったい、なんになるだろう。 空き缶タワーの映像が、まざまざとうかぶ。 ゴウダの方へ落ちるか。 ちがう方へ落ちるか。 ふと、べつの、いつか見たイメージが呼びさまされた。 たがいに刺し違えて、くるくる、花びらのようにおちていく二人。 せつな、あたしのなかで、物語が変換した。 ひとりでに、ほほへ微笑がのぼる。