ゴウダは、女子に手の平をくすぐらせたまま、あたしにむかって渋面をつくった。 「なんだおまえ、まっ白じゃねえか。なにしてたんだよ、休み中。病気でもしてたのか?」 だれのせいだと思ってるのよ! あたしは、カッとなった。 言い返そうとした、 そのやさき、 はしゃいだ女子に割り込まれる。 「ゴウくんすごい! 天下取りの手相してるよ」