休けい時間。 あたしは、トイレにもどった。 やぶれた紙幣を、セロハンテープではりあわせる。 つぎの休けい時間。 めあての教室で、取りまく数人の男子のはざまに、ゴウダを見つけた。 机に片腕をあずけ、満腹にまどろむふぜいで、ゆったり頭を寝かせている。 もとから浅黒かった皮膚が、日焼けでつやをはなっている。 一ヶ月ぶりに見るその姿に、あたしの心は、ほろほろ煮くずれた。