そういうことなら、喜んで。 あたしは、そそくさ金をバッグにしまった。 とっさに、ナカガワの肘に手をかける。 ゆすって、確認をいれた。 やっかいごとは、ごめんだ。 「あとから、返せとかいわないよね。もらっていいんだよね。こんなことするほどの価値、あたしにはないよ?」 すると、 「あるよ!!」 思いがけない激しさで、肯定がかえってきた。