登校をうながす声をやりすごし、寮内がしずまると、はずんで階下へおりた。 着たきりの服のしわをのばし、手持ちの道具でさっとメイク。 ミュールをつっかけ、玄関をでる。 さっそうと胸に叫んだ。 お化け屋敷よ、永遠にさらば! きのう、商店街で見かけた郵便局。 それがめざす目的地。