今後は、送ってもらう必要はない、とナカガワにつたえ、 放課後、 ヒールをならして、待ち合わせ場所の広場のベンチへむかった。 心が決まってからは、のべつ、足もとがしびれっぱなし。 ゴウダはとべ、と表現したが、これは断じて違う。 この感覚は、おちる。 ビルの屋上で、へりからのぞいたはるか地上に、吸いよせられる、あの感じ。 言うなれば、とべ、ではなくて、おちろ。 おちてやろうではないか。 すべてを投げうって、今、ビルのふちからダイブする。