いきなりの大音声。 とともに、 校舎の角から、ナカガワが横っとびにあらわれた。 まるで、ピンチにかけつけるヒーローまがいの登場っぷりに、あたしとゴウダは、ぽかん、とナカガワを見上げた。 ぷっ。 ゴウダがふきだして、頭を肩にうめる。 あたしは、へんな決まり悪さににおそわれて、よそよそしく問いただした。 「なによ、なんか用?」